2007/10/27

社会人と学生の狭間

寝坊.昼に出勤.またもたまった膨大な資料を整理することに一日を費やされる.

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建築に対するスタンスとして「建築に携われればいい」という人もいれば、「建築を自分のものにしたい」と思う人までさまざま.どれだけ真摯に向き合えるのか、そこにどれだけ自分のエゴが入ってくるのかの違いではないかと思う.
本当のプライドを持っている人であれは、自分のエゴなど捨てて、「施主に喜ばれる建物を作る」という一点に喜びを絞り、没頭出来るのかもしれない.ただ私は若いのか、どうしても自己犠牲的な立場には立てない.自分のエゴをある程度取り入れた、自分でも納得のいくものを作りたいと思う.それは言ってしまえばわがままかもしれない.
哲学の分野では、「人間誰もがエゴイスト」ということは常識であり、前提条件らしい.つまり自分のエゴをどれだけエゴに見せないように出来るか、それが賢いエゴイストと愚かなエゴイストの違いであり、世間からわがままと見られるか否かの違い.そんなことを学んだ当時は、自分は賢いエゴイストになると信じていたが、なかなか難しい.

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