2010/01/09

現場とパン


今日は朝からS邸の現場。外壁をほぼ貼り終え、竣工まであと少しであることを実感。思えば住宅にしては長い現場だった。本来11月竣工だったのに、近隣のクレーマーの存在が…。
まぁここまで来たら、あとは内装のみ。気を引き締めないと。

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思えは仕事初めの今週も怒濤の日々。
急遽入った小学校現調&図面まとめがあり、老健施設の基本設計修正があったり。それらと平行作業で実施が2件と現場が2件あるものだから大変。どうなんでしょう。世間の同業種の皆様もこんな状況なのでしょうか。少なくとも前の事務所では(建物の規模が10倍くらい違うが)ここまで個人で監理はしていなかったきがする。

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そういえば今日の現場帰りおいしいそうなパン屋を発見。で、おいしかった。[Peu fre'quente'(プーフレカンテ)]っていう店名。名古屋の方で知っている人いますか?それなりに客もいたので、ある程度有名なのかなと。

2010/01/05

小学校改修

昨日は正月のショッピングに行き、夜は作業。正月作業の最後の追い込み。ただし思ったより手間取り、寝る。で、仮眠のつもりが目を覚ますと朝8時。2010年最初の出勤日に遅刻しそうになり、あせる。遮光カーテンってのも考えものだねぇ。

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今日の午後、急遽小学校の現調に。暖房のついていない学校は寒い。で、いろいろ調べる事6時間で終了。というか、付き添いの教員の方が帰宅時間という事で、あえなく。
それにしてもこの年になって改めて小学校をじっくり調べるというのは、新鮮な感覚を味わうことができる。一番大きいのはスケール。当然だが、すべての寸法が小学生に合わせられているため、違和感を覚えるとともに、ミニチュアを見るときの楽しさに似た感覚を覚える。

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というような事を書いていたら、arch-diaryにこんな学校施設が。
http://www.archdaily.com/45409/school-bridge-xiaodong-li/#more-45409
こんなのが小学校にあったら、俺のセンスも少しは良くなっていたのかな。

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あとこんな案内も発見。
http://www.aasa.ac.jp/topics/201001_003.html
めちゃくちゃ行きたいけど、平日なんだよなぁ。

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そんな訳で、今日出来なかった作業を現在進めている最中。仕事初めから何だが嫌なプレッシャーを感じています。

2010/01/03

ブログ3日坊主 三日目


朝方まで起きていたせいか、昼前まで爆睡。正月休み中に完全な夜型人間に戻りそう。
結局今日も一日仕事。ずっとパソコンに向かいっぱなし。
けれども、新パソコンとちょっと高めのデスクチェアのおかげで、テンション下げずに作業を進める。

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久しぶりに建築ラジオをダウンロードし、拝聴。山田幸司氏の追悼企画がアップロードされており、改めて故人の精力的な活動と過激な言動に心打たれると同時に、虚しさを感じる。特に名古屋の建築文化において、失ったものは大きい。

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ツイッターのフォローとかリストとかの意味がわからないまま。ヘルプを読めばいいのだが、読む気になれない。
どうも昔から説明書とか読む気になれない。そのものぐさな性格が、より高い技術を求められる今の仕事にとって、仇となっている気がする。改めなければ。

2010/01/02

ブログ3日坊主 二日目

昼前に起床し、新しく購入したimac24inchをセットアップしつつ、ツイッターに挑戦。
いつも見るブログサイトの多くがツイッターを始めており、興味を持つ。私自身は別に特別な意義を感じてはいないが、使ってみないと本質がわからないかなと思い、遅いながらも手を付け始めてみる。

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文字数制限があると、逆に気軽に投稿出来る。また履歴が目に見えて残っていくため、つぶやきという言葉が本当に似合うことを実感。とりあえずこのブログにツイッターを張り付け、気のむくままに続けてみる事に。

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夜に初詣。寒波のせいか、人が少ない。おみくじは中吉。

2010/01/01

2010年明けました

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

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またしばらく音信不通になってしまいました。
どうも継続的にやろうとは(その時は)思うものの、なかなか時間を見つけることができないのがホントのところです。
新しい事務所で1年が過ぎ、未だにBOSSから「建築やめた方がいいんじゃないか!」「おまえはCADオペか!」と毎日の様に怒鳴られ、落ち込む日々です。その中でも関わった物件で竣工した物件もいくつか出てきて、ちょっとは救われている日々です。

そんなわけで2009年は私事ですが、いろいろありましたので、ダイジェストにて紹介します。

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いきなり極私事ですが、一昨年末に入籍し、で去年9月に挙式。
お世話になった方々をご招待させていただければと思っていた部分もありましたが、いろいろな都合があり、身内だけの式とさせていただきました。式場は私のワガママで、山梨のマリオ・ベリーニ&クライン・ダイサム。




そんで新婚旅行、飛行機に乗る事14時間、バルセロナに。バルセロナ空港は最近立て替えたらしく、ぴっかぴかのてっらてら。商業建築の様な照明演出とガラス張りのショッピングエリアで来航客を迎える。で、移動は原則地下鉄。


とりあえずガウディを見なきゃ始まらないと思い、グエル邸を見て、ガイドブックにあった市場を見学&食事をし、カサ・パトリョを見て、


カサ・ミラを見て、サグラダ・ファミリア見て、グエル公園を見て、ガウディを堪能。建築興味なしのカミさんも満足。


そして私の目的のひとつであるドイツパビリオンを見る。ミニマル好きのミーハーな私は感動しつつ、カミさんからさっさと次に行こうと促され、離れる。で、拙い英語で頼んだビールを昼間から飲み、カタルーニャ美術館前の広場から街を見渡し、


カラトラバの作品を見て、磯崎さん設計の屋内競技場を見る。多少の酔いと移動の疲れで、特に感想なし。で、英語がわからないなりに何とかチケットを取ったRCDエスパニョールの試合を見て、中村のアシストと、現地の盛り上がり方に感動。


残りは特に予定を決めずに行き当たりばったりの観光。街を適当にぶらつきながら今風の建物を写真に撮り、ヘルツォークのフォーラムビルを見て、ジャン・ヌーベルのトラ・アクバルを見て、


FCバルセロナのショップやカンプノウを見て興奮したり、ピカソの壁画やコロンブスの塔など普通の観光地を満喫し、


本場のフラメンコを最前席で鑑賞し、夜のランブランス通りを散策し、当然パエリアを食べ、


地中海で水遊びをし、ビーチ近くのフランク・O・ゲーリのオブジェを見て、闘牛を見て

何とか帰国。
日本では航空券とホテルの手配しかせずに行ったが、言葉は話せなくてもなんとかなることを実感。



今年は自分の結婚以外にも、友人の松本君の結婚式や、弟の結婚式があり、月一ペースで名古屋以外に遠出。
二つとも時期が自分のと重なっていたのと、特に松本君については入籍日もまったく一緒なこともあり、感情移入をしてしまい、十数年振りに目に涙を浮かべる経験をする。



結婚式に参加する次いでに、せっかくなので九州観光。菊竹さんと久米設計の共同設計作の九州国立博物館を2年振りに再訪。今時珍しいマッシブな外観と、ダイナミックな内部空間の構成に勉強させて頂つつ、近くの太宰府で、学業成就(つうか仕事だけど)の祈願。


他にもぐりんぐりんも再訪し、たまたま見つけたシーラカンスK&H設計の博多小学校が、たまたま運動会のため地域開放されていたので地元人に混じって見学し、高松伸さんの高松伸らしい作品を見る。

と、こんな感じの2009年を送っていました。