2008/07/28

資格試験の報告

だめでした.まだ結果は出てませんが、予想です.
…試験前日、余裕こいて27時間テレビを徹夜で見たのがいけなかったみたいです.午後の試験中、1Hほど寝ちゃいました.えぇ、馬鹿です.
けど独学で無理って感じはしなかったので、来年再チャレンジです.

もし学科合格したら、もう少しゆっくりしようかと思っていましたが、そうも言ってられない状況なので、明日から仕事探しに奔走したいと思います.

以上、簡単ですが報告です.

2008/07/21

近況報告

試験勉強しながら、主夫をし、ゴキブリと戦い、ポートフォリオを創り、また試験勉強をしています.
いつになく家に閉じこもり、ひたすら勉強しているので、特に面白い出来事もなく.まあiPhoneが気になった事ぐらいかな.それにしても、他人と比較できないのが独学の難しいところで、模試の結果は分かるにせよ、やはり誰かと相談しながら勉強することの大切さを痛感しています.苦しさを分かち合えないのが余計に苦しい.
とりあえずスタート地点に並ぶために、あと一週間頑張るしかありません.

2008/07/12

トラフのレクチャー

今日は名古屋工業大学にて、トラフの鈴野氏がレクチャーをするということで、聴講.ちなみにこれは1ヶ月に1回程度行われている連続イベント.

これまで数多くのインテリア作品を手がけており、その紹介が中心.多くが何かしらのモチーフから連想されていることが多く、そのためコンセプトが明快である.また表現の中心となっているものに力を注ぎ、それ意外の部分は緩やかに表現することによりコンセプトを引き立てる、そのメリハリがよく効いていることが、よりストーリーを分かりやすくしている.
それら作品の表現部分に対して様々な挑戦をしており、その中でも質感に関するものが多い.ただし決して新素材に対する挑戦ではなく、ガラスやミラー、MDFやOSBなど、旧来からある素材をどのように加工し表現するか、その部分への挑戦が多いと言える.(名工大のセンセイの質問によると、決して新素材を避けているわけではないらしい)

個人的には作品を拝見したとき、対なる表現を同時に空間に作用させる部分に興味を抱いた.例えば、光と陰、マットとグロス、透過と遮蔽、外部と内部、現実と非現実.デザインの針がどちらに振れるでもなく、グレー部分を表現することにより、素材は新しくないが、空間として新しい表現を可能にしているのではないかと思う.

"建築"としてトラフの作品を見たとき、疑問を持つ人が多いかもしれない.それは作品へのアプローチが完全に"内から外へ"の発想であり、社会的意義の付けやすい"外から内へ"の発想からするとタブーとも言えるからだ.しかしそれは彼らの強みでもあり、それ故に多くの人を引きつけているのだとすれば、そちらが結果として正解かもしれない.
構築主義、はたまた建築論に捕われやすい私にとって、彼らのアプローチはとても新鮮で、新しい視点のあり方を学ばせていただいた.

2008/07/11

ただおさんの話をきく

朝日新聞社主催で「安藤忠雄と語る 環境都市創造〜名古屋からの提言〜」なんていうイベントを発見し、倍率3倍をナントカ当選し、話を聞きにいく.

…けどおもしろくなかった.安藤氏の話は、小話として、笑いとしては面白いのだが、何だか内容の無い話ばかりだった.その後のトークセッションも、話が噛み合ないまま、名古屋市長が一人でしゃべって一時間.

安藤氏の受ける名古屋の印象などを聞けるかと思ったのだが結局「名古屋はゴミを頑張ってますね」のみで終了.なんだか不完全燃焼.

2008/07/04

東海の建築家による近年のSD Review

「東海の建築家による往年のSD Review入選作品展」とその講演会に足を運ぶ.以前名古屋大学で行われていたのだが、諸事情により参加できず.そしたら名古屋市内の巡回展ということで、愛知淑徳大学にて再度聴講のチャンスが.



で行ってみたが、どうも想像と違う.展覧会としては、ちょっとこじんまりとしすぎているような気が.SDの展覧会ってもっとスゴかった気がする.(あとで聞いたところによると、名古屋の有志にて行っているため、本家のSD=鹿島出版会は関係ないとのこと)
展示内容は別にし、5組の講演(=作品プレゼン)はおもしろかった.「屋根裏空間を活用する農村住宅のように、空間を積層利用.さらに恒久的なデザインはアナログ(裸)という信念のもとデザインした」という山田氏、「空間利用の経年変化に対応するため、可変可能な構造とした」「建築協定を利用し、その商店街らしさを残す活動・提案をしている」という平野氏、「2重螺旋にヒントを得、L字型の敷地に街路を含めた2重螺旋の空間構成をし、職住を完全に分離するような住宅を計画」した鵜飼氏、「最小の行為空間を配置/積層させることで全体を計画」した小杉氏、「都市と内部空間を完全に分離し、手法の提案/実現に特化させるように取り組んだ」というD.I.G architectsのお二人、それぞれ「建築」へのアプローチの仕方・考え方がまったく違うだけに、いろいろな可能性を考えさせられました.ただ共通していたのは、どれもが提案者の主観が強く反映しているように感じたこと.時間が少ない中でのプレゼンだからそのように感じたのかもしれないが、おそらく本質にはもっと複雑なプロセスがあり、客観と主観の間で葛藤し、どこかに妥当性を見出し、展示のような提案をしたのだと思う.実施を前提とした提案を公募しているSDだけに、その部分をもっと突っ込んで聞きたかった気がする.
…それにしても、周りは大学生ばかり.いい加減年の差を感じ始めた日でした.

2008/07/02

ディーテイルジャパンの最新号を読んで

まよいの無いスケッチで何だかステキ.
(まっ竣工している作品ってのもあるけど)
ここまで巧くなりたい.そして英語堪能になりたい.

手塚さんのムービー