2005/04/30

周辺環境と今日一日

なんだか、知人向けの内容になってしまいますが、以前「周辺環境どうのこうの」といって紹介していなかったので、ここで数枚.


自宅ベランダからの写真.結構高層階に住んでいます.大通りに面しているのでうるさいですが、風通りがよく、見晴らしは最高です.


以前「パフォーマンスアート」が行われた"大須観音".なんかすごく有名らしいのですが、私は知りませんでした.境内は開けていて、なかなか気持ちのよい場所です.

取り合えず、今日はこんな感じで.

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今日は適当に町中を探索.なんとなく目に止まったビルを撮ってみる.飛び抜けて優れているデザインではないのだが、一応心がけてはいる様子が分かる.実は名古屋はこのレベル(といっては失礼だが.)の建物も珍しいほど.

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久しぶりにマンガが読みたくなり、近所のマンガ喫茶へ.今更ながら「21世紀少年」の最新刊を見る.ついでに「プルートゥ」もみる.どちらの内容も未来をテーマにした内容.人間(後者はロボット)の深層心理を巧みに描く浦沢ワールド.やはり面白い.それにしても「MONSTER」以来、多少暗い路線で描き続けている気がする.浦沢氏の初期や「マスターキートン」「YAWARA」のような楽しく、ほおけた作品がまた見たい気もする.
その他に「ホーリーランド」と「ブラックジャックによろしく」の最新刊もチェック

2005/04/29

ネット環境構築

やっとインターネットに接続できる環境を構築しました.
ADSLを開通しようとしたら、電話回線を持ってようが持ってまいが、平日にNTT工事を行う必要があるみたいで、仕事柄平日在宅は無理なので断念.
光にしようとしたら、初期費用がバカ高いので断念.
そんな訳で、手軽に「エアーエッヂ」で接続することにしました.
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これまでに書き溜めた分をいくらかアップしておきます.画像については整理したら掲載しますのでお待ちください.

2005/04/17

万博報告


愛知万博に行った.
名古屋市内から地下鉄で30分、リニモに乗り換え約10分、合計40分で会場に到着.
朝10時にも関わらず、すごい人.入場に20分程度かかりやっと入場.


随分と広告性の高い建物が並ぶ.いや、万博なんだから当然なのだが、もう少し"スマート"にしてほしかった.なんだか、「近所のスーパーの安売り広告」的なビジュアルで美しくない.
企業パビリオンはテレビで放映されている通り、さまざまな造形のパビリオンが立ち並んでいる.みかんぐみのトヨタを始め、隈研吾的北口ゲート、栗生明的東芝館など.一方本来万博の目玉であるはずの外国パビリオンは基本的な箱の設計はどれも一緒.ただし、ファサードや内部空間の作り方は様々でバリエーションに富んでいる.その中には当然面白いものもちらほら.

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会場をぐるっと一周している「グローバル・ループ」を一周する.木材を並べたような床仕上げになっており、地上から10数mの高さに構成されている.サイドには紙ヒコーキのような屋根の掛かったモニュメントが連続して構成されている.ここを歩くと風が通り抜けるため、気持ちいい.

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はじめに「めざめの箱舟」をみる.以外と簡単に整理券を入手.期待してみたのですが….ごめんなさい、よくわかりませんでした.パンフレットには「見る人によって別々の物語が想像される」的なことが書いてあったのだが、私は無理でした.会場が思ったより明るいため、照明機材や人が見え、そのせいで映像の世界に没入できませんでした.ノイズがあるのが悪いのか、そのノイズに影響されるような集中力しか発揮できない私が悪いのか.

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次に外国パビリオンを見に行く.いろいろみたが、面白かったのは「クロアチア」「北欧合同」「リトアニア」(あくまで、私が見た範囲で、私の主観です).


「クロアチア」は映像をホワイトボックスに投影し、観客にみせる内容の展示を行っていた.映像の内容は然る事ながら、その映像の見せ方が面白い.言葉ではうまく表現できないのだが、視覚の相対効果で、映像の動きがまるでその部屋が動いているような錯覚を起こさせるような、といったらいいのだろうか.行く機会がある人は是非みてほしい.また、パビリオンのデザインも趣向をこらしており、おもしろい.

「北欧合同」は北欧の生活文化をパビリオン全体に表現している様子.展示が単純に面白いし、なによりディスプレイがさすが北欧、かっこいい(すみません稚拙な表現で).


「リトアニア」は…写真から判断してください.

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今回の万博の感想.
はじめは私にとって伝説になっている「大阪万博」と比較しながら、新しい時代の万博を評価してやろうと意気込んで行ったのだが、それは失敗.友人が(記事を読んで)私にいった「大阪万博は成長、愛知万博は成熟」が表現しているように、万博の表現方法を比較してどうこう言おうとしても無駄.むしろ時代と比較するべきなのだろう.
だが、やはり「お祭り広場」にくらべ、インパクトが薄いのは気にかかる.…といろいろ考えていると、どれも駄作に思えてくるので、理屈抜きにして純粋に楽しむのがよいと思う.というかテーマが曖昧で、そのテーマが表現されていない今回の万博はそのようにして楽しむことしかできないように感じた.
難しく考えずに、童心に還り、感覚で参加すると楽しい.私は「入場料約5000円」は安いと思ったし、また機械があったら是非来場したいと思った.

2005/04/06

実務の世界

だいぶDRA-CADの操作に慣れてきた今日このごろ.だいぶ実施図面を読み取れるようになった.
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今日ある先輩が役所関係の人と電話でもめていた.専門用語と細かな数字が話しに飛び交い、詳しい状況は理解できなかったが、どうも建築基準法やそれらに付随する法令には違反していないのだが、その都市特有の条例の消防関係に引っかかる可能性があるらしい.事務所は名古屋で、物件は札幌.その条例を確認するのも大変だろうに…
ちなみにその先輩は今年で入社3年目.私も2年後にはあのようなスキルがつくのだろうか.少なくとも単なるCAD操作で戸惑っている現段階では、まったく想像できない.どうしたものか.

2005/04/04

研修開始-DRA-CADに挑戦-

社会人2日目.会社での研修が始まる.Form Zやvector works、Auto CADなど様々なドラフティングソフトを使用している会社なのだが、研修では実施図面を書くのに使用しているDRA-CADを教えられる.学生時代は「図面はvector works」だったので、DRA-CADの操作にいまいち慣れないまま研修1日目が終了する.
知っている人は知っているのだろうが、DRA-CADはVector Worksと違い、線による作図方法が中心となる.つまり、「□ツール」で四角をオブジェクトを買いても、閉じた図形ではなく、線分に分解された状態で作図される(そうしないこともできるのだが).その部分に慣れるのに大分時間がかかった.
また敵はCADだけではない.これまで高校+大学+大学院で通算9年間建築に少なからずとも触れてきた訳だが、実際の設計事務所で製作されている図面をみると、びっくり.ぜんぜん読み取ることができない.指導役社員には「練習としてこの総合図・平面図から展開図を立ち上げてみて下さい」とは言われたが….取りかかり最初の1時間は図面とにらめっこ.
自分はまだまだ未熟だとは、常日頃から思っていたが、ここまでとは….それを知る事ができただけでも研修1日目の成果はあったのだろうか.

2005/04/02

近所のパフォーマンスアート観賞

名古屋の大須という地域は全国的にみても、活気ある商店街を形成できている(らしい).
毎週末には大道芸人をはじめ、演舞や演奏など、さまざまなイベントを商店街会が開催している.
いままで田舎に住んでいたせいか、「商店街で毎週の様にイベント」といった慣習に触れ、かなり心躍る気分である.楽しい.

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今日は大須観音という寺の境内で「A moment of instance....」というテーマのパフォーマンスアートを拝見.多国籍アーティストのコラボによる作品.事前に配布されたリーフレットを見ると、「蜘蛛の糸」から発想のヒントを得ているとの事.

感想.
act(語学力が乏しく和訳がわかりません)も去る事ながら、小道具や演出、音楽までが人々の感情を表現している.言語ではないメッセージが伝わってくる.恐らく見る人の解釈によって結果は違うのだろう.こんなものなのかな?よって、私個人の印象としては、ショッキングの一言.『悪行を行っている「悪人A」もいれば、「悪人A」を引き止める事ができなかった人も「悪人」であり、悪行の原因をつくったひとも「悪人」、そしてその一連を傍観している私たち観客も「悪人」.「悪人」の誕生には必ず因果関係が潜んでおり、偶発的な「悪人」は存在しない.また善人-悪人を決めるのは自分自身なのである.』といった勝手な解釈をしました.いままでパフォーマンスアートというタイプの芸術にはまともに触れた事がない私にとって、これだけメッセージ性の強い演劇は新鮮だった.これまた楽しかった.
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今年、一級建築士を受験しようと考えたが、すでに4月.金もなければ時間もない.とりあえず学科合格目標に悪あがきしてみるか

2005/04/01

今日から社会人

今日から事務所勤務です.自己の成長を目指し、努力していきます.
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うちの事務所は所員数が約50人と、規模としては中堅事務所といった感じです.仕事も相当数抱えているようで、社内の先輩方はホントに忙しいそうです.しかし雰囲気は柔らかなものがあります.ぴりぴりせず、かといってなれ合っている訳ではなく、皆さん集中しながら作業している、いい環境です.
周りのミーティングの話しを盗み聞きしましたが、「………???」.ちんぷんかんぷんです.やはり自分は未だ無力であることを痛感しました.しかし負けません.基本的に私という人間は負けず嫌いなので、これからどんどん進化し、追い抜いてやろうと思います.
とりあえず、今年中の一級建築士の取得を目指し、2年ぶりの"勉強"を嫌々ながら始めます.