2005/04/02

近所のパフォーマンスアート観賞

名古屋の大須という地域は全国的にみても、活気ある商店街を形成できている(らしい).
毎週末には大道芸人をはじめ、演舞や演奏など、さまざまなイベントを商店街会が開催している.
いままで田舎に住んでいたせいか、「商店街で毎週の様にイベント」といった慣習に触れ、かなり心躍る気分である.楽しい.

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今日は大須観音という寺の境内で「A moment of instance....」というテーマのパフォーマンスアートを拝見.多国籍アーティストのコラボによる作品.事前に配布されたリーフレットを見ると、「蜘蛛の糸」から発想のヒントを得ているとの事.

感想.
act(語学力が乏しく和訳がわかりません)も去る事ながら、小道具や演出、音楽までが人々の感情を表現している.言語ではないメッセージが伝わってくる.恐らく見る人の解釈によって結果は違うのだろう.こんなものなのかな?よって、私個人の印象としては、ショッキングの一言.『悪行を行っている「悪人A」もいれば、「悪人A」を引き止める事ができなかった人も「悪人」であり、悪行の原因をつくったひとも「悪人」、そしてその一連を傍観している私たち観客も「悪人」.「悪人」の誕生には必ず因果関係が潜んでおり、偶発的な「悪人」は存在しない.また善人-悪人を決めるのは自分自身なのである.』といった勝手な解釈をしました.いままでパフォーマンスアートというタイプの芸術にはまともに触れた事がない私にとって、これだけメッセージ性の強い演劇は新鮮だった.これまた楽しかった.
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今年、一級建築士を受験しようと考えたが、すでに4月.金もなければ時間もない.とりあえず学科合格目標に悪あがきしてみるか

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