2008/07/04

東海の建築家による近年のSD Review

「東海の建築家による往年のSD Review入選作品展」とその講演会に足を運ぶ.以前名古屋大学で行われていたのだが、諸事情により参加できず.そしたら名古屋市内の巡回展ということで、愛知淑徳大学にて再度聴講のチャンスが.



で行ってみたが、どうも想像と違う.展覧会としては、ちょっとこじんまりとしすぎているような気が.SDの展覧会ってもっとスゴかった気がする.(あとで聞いたところによると、名古屋の有志にて行っているため、本家のSD=鹿島出版会は関係ないとのこと)
展示内容は別にし、5組の講演(=作品プレゼン)はおもしろかった.「屋根裏空間を活用する農村住宅のように、空間を積層利用.さらに恒久的なデザインはアナログ(裸)という信念のもとデザインした」という山田氏、「空間利用の経年変化に対応するため、可変可能な構造とした」「建築協定を利用し、その商店街らしさを残す活動・提案をしている」という平野氏、「2重螺旋にヒントを得、L字型の敷地に街路を含めた2重螺旋の空間構成をし、職住を完全に分離するような住宅を計画」した鵜飼氏、「最小の行為空間を配置/積層させることで全体を計画」した小杉氏、「都市と内部空間を完全に分離し、手法の提案/実現に特化させるように取り組んだ」というD.I.G architectsのお二人、それぞれ「建築」へのアプローチの仕方・考え方がまったく違うだけに、いろいろな可能性を考えさせられました.ただ共通していたのは、どれもが提案者の主観が強く反映しているように感じたこと.時間が少ない中でのプレゼンだからそのように感じたのかもしれないが、おそらく本質にはもっと複雑なプロセスがあり、客観と主観の間で葛藤し、どこかに妥当性を見出し、展示のような提案をしたのだと思う.実施を前提とした提案を公募しているSDだけに、その部分をもっと突っ込んで聞きたかった気がする.
…それにしても、周りは大学生ばかり.いい加減年の差を感じ始めた日でした.

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