2011/04/12

喫茶店

名古屋に来て驚いたのが、喫茶店の存在が日常生活に近いこと.その驚きから6年経過し、私の生活にも喫茶店が浸透してきた.街歩き休憩に喫茶店、ランチに喫茶店である.カフェではなく、喫茶店であることがポイントである.あくまで古く、ダサく、懐かしさのある喫茶店なのだ.
考えてみると、名古屋と言われて思いつくワードのいくつか、「モーニング」とか「小倉トースト」とかは喫茶店そのもの.もしかすると、規模的には都会なはずの名古屋の都市とその文化が、どこか田舎で、ダサくて、独特で、だけど近くに感じる理由を探るには喫茶店から調べるといいかもしれない.

そんなことを思いつつ、新築カフェのインテリアをいわゆる"喫茶店"ぽくしたいとの要望があった案件に携わる.その時に見つけた一冊.

ありふれたカフェ本ではない一冊.名古屋を代表する喫茶店が網羅された一冊.これを読み込めば、名古屋の文化がより理解できるかも.

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