2005/11/01

忙しい時期なのに早く帰宅して思うこと

真剣に寒い.名古屋は秋田に比べて南だから大丈夫という甘い考えがダメでした.夏は冷房無しで乗り切りましたが、冬は暖房機器を購入します.
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年末が近づき、事務所も慌ただしく動いているのだが、なんだか周囲の流れから取り残されている自分がいることに気づく.いやむしろ自ら留まっているといった方が正しいのかもしれない.

一応、商業建築をもっぱら扱う事務所に所属している設計士のヒヨッコとして頑張っているのだが、最近建築を見失いがち.商業建築って「演出」って面に特化しているせいか、仕事の内容が「デザイナー」なのか「建築士」なのか分からない.
その部分に明確な境界を求める必要があるのかと言われればそんなことはないと思うのだが、世間一般では区別されている気がする.一般設計事務所が商業建築をやることがあっても、その逆はそうそうにない.求人もはっきりと分かれているし.

いや別に商業建築がつまらないとか、その業界構成にいちゃもんをつけたいわけではなく、その状況に不安になる自分がいるということ.もう別業界の設計に進めないんじゃないかと.この忙しさに流されて、結局行きたくなかった場所に行き着いて戻れなくなるのではと.たんなる欲張りなんだろうと思う.
おそらくその迷いが元となり、周囲との意識の速度差を感じるのだろう.

とまあ、思春期の少年みたいな独り言ですが、真剣にそんなことを考えた月曜の夜でした.
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ときどきある「建築に嫌気がさす」時に、いつもこんなことを考えているわけで、決して「鬱」になったのではないので、特に心配はしないでください.
一応までに.


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