2004/11/26

オタク&モノづくり

終日、修論のための図面作成作業に追われる.同じ作業ばかり繰り返していると、気がめいってくる.旅に出たい気分.
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今テレビで"アキバ系"について放映されている.その中で「アキバ系の法則」ってのが取りだたされている.「バックはリュックでなければならない」とか「メイドさんが好き」とか.
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その中で言われていたのだが、どうも彼(彼女?)らは自分はオタクと意識している人がほとんどらしい.私の中では"オタク"という言葉の響きだけでも嫌な印象を受けていたのですが.それもあって、端から見たら明らかにオタクの人でも、絶対自分自信ではオタクって認めないと思っていました.私の考え方が元から違うのか、世間のオタクに対する価値観が変わったのか.それともかつてはマイノリティであったオタク類が、ITの普及によってその勢力を拡大した結果劣等感を感じなくなっただけで、"オタクの人"と"オタクではない人"の間の溝は深まっているのかも.
ま、世間から見たら、建物を見て喜んでいる私もオタクになるのかもしれない.
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けど、オタクとマニアって意味的にどう違うんでしょう?「骨董マニア」とは言うけれど、「骨董オタク」とは言わない.語学力のない私にはわかりません.誰か教えて下さい.
それにしてもオタクって言葉、久しぶりに連呼した.
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たまたま見つけたこの記事を読んで、都市に関する基本的観点を再認識.確かに元来「部分から全体へ」という思考過程(私もですが.)をもつ日本は、都市景観を作り出す際も土地に余裕を持ち、空地を仕切るように塀によって境界を作っていた.だから日本の建物で直接都市の景観を作るには無理があるのではないだろうか.欧米の場合は、旧来より境界を形成するものが建物のファサードであった訳で、日本各地にある様々な「欧米的商店街」や「欧米村落的アトラクション」は、その欧米文化を見せかけだけで取り入れようとしたから散々な結果に…
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触発され、無性に[ハウルの動く城]をはじめ、日本原産の映画作品をもう一度見たくなった.影響されやすいのかな?

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