2010/11/26

京都の旅

"そうだ 京都に行こう"

"秋は紅葉の季節"ということで、京都に普通に観光に.
京都は3回目だが、前回は駆け抜けた程度で終わったため、ほぼ9年振り.
とりあえず時系列に紹介



まずは高速バスにて京都駅に到着.名古屋からはほぼ2.5時間程度.18切符で18時間掛けて秋田から来た9年前を考えると、めちゃくちゃ近い.
で、そのまま銀閣寺へ.これまで寺社関係は清水寺しか見た事がなく、今回は寺社と紅葉めぐりがメイン.平日なのに多い人.
そして通称"哲学の路"なるところの紅葉を楽しみながら南下.有名な哲学者がこの路を歩きながら思想にふけったらしいが、人が多く、以外と普通な感じ.思いにふけるような雰囲気は無い.



哲学の路の途中、油取り紙で有名な"よーじや"が運営するカフェにて一服.
結構風情のある庭の一角に日本家屋があり、そこがカフェ.入り口ののれん、ロゴがかわいい.
そして、抹茶カプチーノの写真.実はこの写真が撮りたいがために予定に組み込んだ.おかげで迫力のある、ある種ホラーにも似た記録に成功.
…味も申し分無し.京都はお茶菓子の文化があるだけあって、しっかりとした甘さのあるデザートが多い.甘さ控えめが苦手で、甘いもの大好きな私は大喜び.




哲学の路 終着点にある永観堂と南禅寺にて、これまた紅葉を楽しむ.特に永観堂は紅葉で有名.きれいですなぁ〜.




日も暮れ、夜の京都観光.
まずは祇園のあたりに.風情を楽しむ余裕もなく、人に流され、車にあおられ、あっという間に通り過ぎる.
で、高台寺に.池に映り込むライトアップされた紅葉がとても奇麗....なのだが、デジカメでは奇麗にとれず.三脚も持込禁止のため、あきらめる.
次に清水寺.なぜか青いレーザービームが空へ.高台寺と比較するとライトアップがあまりうまくない.特に紅葉が奇麗なわけでもなく、まぁこんなもんかと.
これにて一日目終了.




2日目の最初は高桐院.アプローチ部分と内部の日本庭園がとても奇麗.とても静かな雰囲気で、少し和む.好みにもよるが、紅葉の奇麗さはグラデーション加減と、背景の緑との対比の2点にあると思う.




その後金閣寺へ.初めて見る.まぁこんなものかと.特にかっこいい建物ではない.庭の見せ方も雑な気がするし.飽きてきただけかな.
そして龍安寺のロックガーデン.何となく静と動のバランスが良く、見ていて飽きないことは感じたが、難しいことはさっぱり理解出来ず.やっぱり日本庭園って、分かる人の説明がないと理解するのに難しい.
で、嵐山へ.ホントはトロッコに載るつもりだったのだが、チケットがとれず.予約開始が1ヶ月前からなのに、1ヶ月前の10時くらいに電話したら、売り切れ.平日なのに.秋の京都はすごい.




嵐山で夕暮れを過ごし、日没後 宝厳院へ.
ここのライトアップはすごい.今回見た中で一番奇麗.
ライトの当て方がうまく、色の重なり方が見事.まさに光の色彩っちゅう感じ.




夕飯は、食べログで評判の良かった"亀甲屋"にて京料理を堪能.でらうまい.大将・女将さん初め、スタッフ皆さんの対応も良く、気持ちのいい時間を過ごせた.
これで2日目終了.




3日目.前日までの歩き疲れと、お酒の影響により、時間ぎりぎりにチェックアウト.
事前チェックの店"ひさご".開店と同時に店に入り、早速目的の親子丼を食べる.ふわとろでしっかりとダシがきいている.私の人生の親子丼ランキングno.1に認定.
食後、店の外には行列.




少し歩き、食後のデザート.こちらも事前チェックの店"ぎおん徳屋".
わらび餅と網焼き餅.特にわらび餅は絶品.いままで食べてたものは一体なんだったんだろうと後悔するほど でら旨い.独特のほのかな甘さと、もっちりした食感.ただし作り立てのため、器の氷から離れ、口に入れたとたんに"つるん もちっと ふわ"っと溶けてなくなります.




その後、鴨川で黄昏れ、
片道1時間かけて貴船神社へ行き、灯籠行列を見て、
夜の京都駅から高速バスに乗り、帰宅.

いつもと違い、事前に計画を立てただけあって、内容の濃い、充実した旅行だった気がする.実際はしおり通りに行動していないが、作成のための事前勉強が功を奏して、特にストレスなく観光できました.

たまには建築から離れ、普通に観光もいい.

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