今日はサンゲツ名古屋にて、「日本のデザインコンテンツをアジアへ」といったテーマで、トークセッション有り.パネリストは商店建築の元編集長(9月まで)と乃村工芸のエース 小坂さんと、名古屋の神谷さん、そして香港貿易の準政府機関の日本代表の吉田氏の4名.
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とても実りある内容だった.その一言に尽きる.
当初はデザイナーの2人主導で、海外での仕事の詳細を具体的に聞けるのかなと考えていたが、大違い.メインは吉田氏.氏の話はデザインに限らない部分から始まる.今 中国というフィールドがどれだけ経済的な価値を持っているのか、そして日本と香港それぞれがどの程度中国との関わりをもててるのかを数値を交えながら説明.そして実際中国でビジネスを展開する際に留意すべき中国という性、そして価値を発揮できる日本らしさとは何か.それらを分かりやすく、熱意をもって伝えてくれた.そのレクチャーを踏まえ、デザイナー二人が実際に感じる事を付け加えていくといった形式にてイベントは進行していった.
簡単にまとめると.
"中国には兵法という中華思想が根底にある.故にデュアルソサイエティというべき側面を持つ"
"日本らしさの最高級が謙虚.それをビジネスのスピードに持っていく技術が必要"
"日本らしさを中国のパラダイムに載せて伝える事が重要"
といった内容.
そのイベントの中でBODW(=Bisiness of Design Week)というイベントの重要性が多く話題に上がった.
恥ずかしい話、私はこの時、このイベントについて始めて知った.HPを見ると、結構大きな話題性のあるイベントっぽい.詳細は http://www.bodw.com/2010/japan/index.php
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