2010/10/28

作図環境

昼起床.昨夜(というか早朝だけど、)に送った質疑が返ってこない.既設図を描く作業なのだが、送られてきた資料が一般図のみのため、作図不可という状況.電話で連絡するも、一般図しかないとの回答.仕方がなく、35年前の手書き図面をサンスケで中りながら作図.夕方、電話とメールにて、やっぱり詳細図と構造図ありましたとのこと.振り出しに戻る.飯も食わずに必死に遅れ作業を取り戻し、何とか日が変わるあたりに送信.
...なんだか効率悪い.

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CAD環境ですが、学生時代はVectorworksを使用していたが、1代目事務所ではDRA-CADとJWW.2代目事務所でも同じソフト環境だったため、今はその二つをメインに作図しています.JWWは無料だし、DRA-CADは1週間レンタル商品があるので、外注仕事には財布的にもやさしい.
で、勘のいい人は分かるかもしれないが、OSに相違があります.私のパソコンはiMacなので、WindowsXPをVMware fusionという仮想ソフトを使用して動かしています.
OfficeとVector WorksはmacOS、DRA-CADとJWWとAutoCADとFormZとAdobe系はWindowsという形で、使い分けています.実質Windowsがメインな状況.

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なぜこんな事を描いたかというと、だれか不具合を解決できる人がいないかと思い.
9割方仮想Windowsでの作業に問題はないんだけど、DRA-CADで特定の操作をした時にマウスの挙動が極端に遅くなる.マウススピードをコントロールパネルやらregeditやらでいじってみてもダメ.だれか解決出来る方、教えてください.
...多分だれもわからないだろうなぁ.

2010/10/27

昼夜逆転?

パソコンの写真整理やら、最新のOfficeインストールやらで、結局寝たのは朝7時.そのまま寝続け、起きたのが、14時.
どうも生活が世間一般より6時間遅れているようです.どうも外注を始めると、設計事務所からの資料が夜に届くパターンが多く、夜のうちに作業を進めておいて、質疑関係を朝一で確認してもらう.そしてその回答が夜に届いて…のルーティーンになるっぽい.
そんな訳でこのコメントを描いている時間が既に朝4時.標準時間にもどすと、夜10時.そろそろ就寝時間かな.

2010/10/26

桂離宮の勉強

先日のイベントにて、"日本らしさ"が話題になった.もしかすると自分のセンスを一つ上に挙げるために、伝統の美 的な部分を勉強するのも悪くないと思い始め.本購入.

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さすがアマゾン.注文の翌日には到着.しかも中古なので小学生のお駄賃程度で購入.
とりあえず、伝統美といえばブルーノ・タウト.なぜか今まで一度も読んだ事がなかった.ちょうど来月 京都に行く用事があるので、桂離宮を中心に学ぶことに.
…今やっているコンペに伝統の意義を付加出来たらおもしろい気がする.

2010/10/25

漫画喫茶

久し振りのマンガ喫茶.マンガ大好きっ子の私は、最低でも月1でマンガを読みあさらないと、幼児化し、ダダをこねてしまうのです.
これまではイキツケがあったんだけど、引越しして新たにイキツケ探しをしなければならない.とりあえず近い順に訪ねることに.
それにしても、マンガは文化ということが世間的にも認められてきたけど、平日にいい大人が漫喫に行くというのは、世間体を気にすると、さすがに勇気がいる.

2010/10/23

中国の勉強

今日はサンゲツ名古屋にて、「日本のデザインコンテンツをアジアへ」といったテーマで、トークセッション有り.パネリストは商店建築の元編集長(9月まで)と乃村工芸のエース 小坂さんと、名古屋の神谷さん、そして香港貿易の準政府機関の日本代表の吉田氏の4名.

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とても実りある内容だった.その一言に尽きる.
当初はデザイナーの2人主導で、海外での仕事の詳細を具体的に聞けるのかなと考えていたが、大違い.メインは吉田氏.氏の話はデザインに限らない部分から始まる.今 中国というフィールドがどれだけ経済的な価値を持っているのか、そして日本と香港それぞれがどの程度中国との関わりをもててるのかを数値を交えながら説明.そして実際中国でビジネスを展開する際に留意すべき中国という性、そして価値を発揮できる日本らしさとは何か.それらを分かりやすく、熱意をもって伝えてくれた.そのレクチャーを踏まえ、デザイナー二人が実際に感じる事を付け加えていくといった形式にてイベントは進行していった.
簡単にまとめると.
"中国には兵法という中華思想が根底にある.故にデュアルソサイエティというべき側面を持つ"
"日本らしさの最高級が謙虚.それをビジネスのスピードに持っていく技術が必要"
"日本らしさを中国のパラダイムに載せて伝える事が重要"
といった内容.

そのイベントの中でBODW(=Bisiness of Design Week)というイベントの重要性が多く話題に上がった.
恥ずかしい話、私はこの時、このイベントについて始めて知った.HPを見ると、結構大きな話題性のあるイベントっぽい.詳細は http://www.bodw.com/2010/japan/index.php

2010/10/21

何とか図面完了.もう寝かせて下さい.

2010/10/20

またも図面かきかき

火曜日.前事務所からの電話.今度は別の図面の依頼.図面の完成予定が金曜日らしい.で、まだ資料はそろっていないが、先に依頼の連絡だけ受ける.データを頂ければ今日にでも作業に入り、木曜日の朝一番には確認出来るようにやる旨を伝える.

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が、資料データがメールで届いたのが深夜.俺は水曜日は用事があってほとんど作業ができないって伝えていたのに.まぁなんとなく状況は理解出来るだけに、またも2徹してでも図面を仕上げる事に.

2010/10/18

図面かきかき 完了

徹夜で描いた図面を提出後、昼に来社するよう連絡を受け、修正と変更の打合せ.作業でまたもや徹夜.けど時間が自由になるってことは精神的に大分余裕があるようで、徹夜が続いても全然苦にならない.

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打合せで自転車移動中に.
名古屋のまつりだったようで、将軍や大名、足軽などに扮した行列と出会う.邪魔.
そして同時にcop10開催中ということもあり、別場所では河川上の特設会場にて、小堤のライブ準備中.
こんな事より私はNDWを廻りたい.

2010/10/16

図面かきかき その後

なかなかメンドい.もう朝だが、まだ終わらない.

2010/10/15

図面かきかき

今日は一日お仕事.といってもいつものアルバイト程度.老健の平面図修正.
…のつもりが、久し振りのcad on macのため、いろいろと設定が….しかもデータのやり取りなんかがあって、作業に入る事が出来たのが、日が落ちてから.
今日は徹っちゃんです.

2010/10/14

NDW2 = Nagoya Design Week 2

今日はNDW.


D.I.G. Arhitectsという名古屋の建築家の作品.元々一般住宅のガレージだったのを、アトリエにリノベーションした建築作品.その内部にオリジナル照明を展示している.
スケールが小さいのと、背後の住宅とのイメージの違いに、合成画像の様に見えるが、実作.


内部は車1台分のスペースのみ.元々の土間コンをはつり、布基礎フーチング以外の部分を約400下げて床とベンチを構成している.床暖付きらしい.昔のガレージなので天井高さは2.1mぐらいとすると、土間を下げた分2.5m程度の天井高となり、通常の居室程度確保できている.
小規模で低予算のなか、最小の操作で最大の効果を得ている.このインテリアがアトリエとしてベストかどうかは分からないが、なかなか面白い建築.
シャッターを下ろしていただき、照明を見る.緑色が蓄光チップの集合、うねっているのが有機ELとのこと.こちらはちょっと微妙.


その他、近くのNDW展示を見る.両方とも家具・雑貨のショップ.ビバ家具.ビバ無垢材.


帰り道に遠藤秀平のオーラッシュを見る.事務所時代にゼネコン経由で、雨漏りと耐震の相談があった作品.
写真でイメージはつかんでいたが、実際にみると、鋼板という素材そのものの力強さと、2次元を折って3次元を構成しているという不安定さが、とても複雑に絡んでおり、そのダイナミックさと設計手法がとてもおもしろい.いったいどうやって考えて設計するんだろう.コルビジェもびっくり.外観だけみると好印象な作品.

結局、今日は35kmサイクリング.近いうちに42.195kmぐらい超えるかも.
活動範囲が片道20kmぐらいになると、名古屋市内はほぼ全域行く事ができる.あと、今更ながら、自転車のスピードによって、これまで見えてこなかった様々なものが見えるようになってきた.サイクリングは面白い.

朝からテレビ

チリの落盤事故 救出される映像を見て、思わず涙。何の思い入れも無いけど、救出される人の表情を見ると、思わず。


2010/10/13

冬眠

まだ秋ですが、冬眠.確かに昨日寝たのは朝方ですが、起きたら夕方.12時間以上寝ていました.やはり中間期は寝やすい環境なのか.

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Libeskind's Denver Art Museum © Bitter Bredt
Arch Diaryより.リベスキンドの最新作.

2010/10/12

宝神出張所

なんだか最近体が重い.30歳を間近に迎え、これが本格的な老化現象なのかと思ってみるものの、カミさん曰く、単なる運動不足.

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夕方にサイクリング.ただ今日は出発の時間帯が遅かったため、近場をぶらり.

名古屋市にある みなと医療生協総合病院の宝神地区の出張所.以前に紹介した建物と同様、竹中工務店の設計施工で、愛知のまちなみ建築賞受賞作.
エントランス部分には庇を大きく架けるのは病院や老健設計上のセオリーであるが、それにより当たり前になりそうな風景を曲面を利用しうまくデザインされている.ただしそれだけでは単調になるので、平面・断面的にずらす操作をすることにより、全体としてよりコミカルな印象を与える.多少先進的なデザインなのに、地域密着の診療所としての親和性をもった建物に思えた.

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サッカー日韓戦.チームとしてまだまだ未熟な部分がある.それでも前半はザック監督のやろうとしていたことが見えてきたが、戦術として日が浅い分、韓国のディフェンスラインが整った状態ではなにもできず.また日本の選手の中に、スピード感のばらつきが見られたような気がする.カウンターで人がついてこない、空回りの縦パスが多い、マークを外しての横移動が少ないなど.
…日本ベンチが映ったとき、監督がオーラを持っているっぽい人だと、なんだか締まる.

2010/10/11

ティンバライズ展のカタログ


おとといティンバライズ展の会場で購入したカタログ兼記録集を読む.
値段の割になかなかお得な内容.すべてがやさしく説明されているので、学生や設計1年目が読むといいかも.

2010/10/10

NDW = Nagoya Design Week

昨日の天気からうってかわり、今日は快晴.せっかくなので、久し振りのサイクリング.名古屋市在住の人は分かると思うが、東海通から池下までの長距離移動.往復20km.

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今日から名古屋ではデザインウィーク.去年は時間がなく、中村拓志の講演会に行ったのみの参加で終了.今年は時間が膨大にあるため、自分のボキャブラリーを増やすためにも、極力NDWを見て回ることに.


薪ストーブで有名なメトスの名古屋ショールームへまずは移動.知り合いの努めている設計事務所のグループが会場デザインをし、かつ薪ストーブをコンセプトとした住宅提案を展示しているとの情報を得、真っ先に向かう.
少ないデザインの中でシンプルながら暖かみのあるデザインがされている会場であると感じた.薪ストープの持つ、「木」「暖かみ」「包む」といった要素から派生させたようなデザイン.ただし、肝心の薪ストープが引き立たないのは何故だろう.
別室では、4つの設計事務所からのスタディを展示.特にコメントなし.

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ナディアパークへ.ここでは名古屋のクリエーター制作のイスを展示.やはりデザインとともに機能性をもつ家具は、実際に座るに限る.気取らない展示の仕方と、展示会場(複合ビルのホール部分.通常はベンチが置いてある)がよかった.通行人の興味を自然と引き寄せ、座る行為を誘発している.結構大盛況.子供達大喜び.

その後、同じ建物内で行われている国際ポスター展へ.きれい、かっこいい.いまいち評価のポイントがわからず、少しもやもやとした気分で眺める.

2010/10/09

ティンバライズ展

名古屋は朝から雨.珍しく強雨.本当に雨の日は滅入る.

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名古屋で今日からティンバライズ展開始.今年の春、青山のスパイラルで行われた展覧会の巡回展.
会場は丸美産業本社ビル.高松伸の作品.1FはRCで2F以降は鉄骨.ただし、鉄骨の耐火被覆やバックマリオンを木で行っているため、広義では木のハイブリット構造となるかもしれない.カーテンウォールの奥に木の暖かみが見え隠れする、すっきりとした良建築.
ティンバライズとは、加工された木材を示す「timber」の使用をもっと促進させようという意味で「rise」を組み合わせた造語らしい.東大の先生が発起人となり活動を始め、10年ちょっとらしい.
展示の内容は、木造の可能性を示唆するもの.木造の加工性と耐火性の展示を中心として、実際に表参道に木造の公共建築が立ち並んだ場合をスタディし、提案しているもの.
10年くらい前に、木造の高層建築の法規制が緩和されたのは、学生身分ながら学会誌などで情報を得てはいたが、具体的な内容は元より、感覚的にも理解できずにいた.実際の仕事でも木造は扱うが、せいぜい住宅規模どまり.さすがに大規模・高層になると、S造・RC造の独壇場であった.
木材を高層建築にて利用する場合の構造的な見地、耐火性等をモックアップを使って具体的に提示しており、大変分かりやすい内容であった.また高層木造の提案内容も、ロールモデルとしては多種にわたっており、興味深かった.ただし、建築としての提案は未だ未成熟な点があり、模型をみても、構造技術がすごいという感想で終わるレベルであり、何故木造なのかといった決定的な部分に欠け、そのせいかデザインも深みがなく、反復作業のみでおわっているのが残念.
ただ、木の促進という目的と無料である点から考えると、すばらしい展示であると感じた.またティンバライズ展に併設し、高松事務所の木造計画案の巨大模型も展示有り.それだけでもすごく価値ある内容である.

その後、高松氏とティンバライズの腰原氏、名古屋市長の河村氏の3者によるトークセッション.…なのだが、河村氏の漫談が盛り上がったのみで大した内容はないまま終了.やはりこういったリアルタイムの掛け合いは、進行役の技量で善し悪しが決まるきがする.

2010/10/08

住宅スタディ


"ハウスメーカーで家を建設中だが、出来上がるにつれ気に入らなくなり、別件で知り合いだった設計士に増築設計を依頼"
という、変わった経緯で依頼のあった住宅の外観スタディを一応終える.
どの部分がハウスメーカー仕様か、わかりますか?

2010/10/06

日常


結局昨夜はなかなかデザインの糸口が見出せず、ボリュームの決定を終えた頃にはAM5:00.それから昼まで爆睡.
夕方に所要で外出.どぶ川である堀川沿いにも、割と豊かな環境があることを発見し、ぱしゃりと.

2010/10/05

住宅の外観

今日はずっと住宅外観を検討.
ハウスメーカーの分譲住宅を増改築するのだが、これがなかなか難しい.
内部構成から発生する外部も必要だけど、単純に「かっこいい」と思えることも必要と思う.そのことが、お施主さんが建物を愛する事の一因となり、長く使われ続けることになることは明白.
けど、元の形が決まっているだけに難しい.どうしたものか.

2010/10/04

外注生活開始

このHP上にカウンターを復活させました.
以前はyahooサーバーを利用しており、そのときは2万カウントくらいまでいっていたのですが、今年になってからbloggerサーバーに変更し、カウンターもリセットされました.ちょっと残念ですが、まぁしょうがない.

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そんなわけで将来を見越し、外注生活開始です.といってもアルバイト程度で、お世話になっていた事務所の手伝い程度です.
早速仕事の打合せをしたのですが、自分の取り分がわからず.図面1枚いくら、CG1カットいくらの請求方法なのですが、相場がわかりません.はていくらにしようか.

お引越し


なんとか引越しを終えました.
収入が不安定になったにも関わらず、前より広めの部屋に移動しました.
ただし、家賃は安め.近くにホームセンターもあり、様々なものの購入に困らず.
とりあえず、広い作業机が欲しかったので、ホームセンターにてOSB合板を購入し、1000円以下でデスク作成.
デスクサイズ1820x910となり、24inch imacを置いてもまだ図面を広げることのできるスペースを確保.
まあ、極安の予算にしては上出来でしょ.
次は書棚の予定.