2010/04/11
豊田市自然観察の森
担当していました住宅がやっと(半年遅れ)にて竣工。揉めていたお隣さんともとりあえず一件落着。ただ設計事務所は嫌われたまま。
全体の計画としては面白いものができたが、正直ディテールを詰めていければもっと完成度の高いものが出来ていた。もっと私自身が現場を動かす力があれば、よかった。感動と共に少し苦い作品になりそう。
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一応会社としては休日なので、そのまま豊田市に。以前に案内を受けていた「豊田市自然観察の森 ネイチャーセンター」を見学。
私は好き。コンセプトとデザインと技術が一致している、非常にきれいにまとまった作品。実際の考えは知らないが、大きく湾曲したプランと、それが反対方向に組み合わせた断面、斜めという内外に統一されたデザイン、それらの構成が図面上で見ると単純な空間を複雑にしている。また湾曲したプランが、外部空間を内部にうまく取り込むことが出来ており、内外連続した回廊性を実現させている。その複雑さと回廊性の2点が、自然の中の観察という行為にリンクすることができているような気がする。
また形としての組み合わせは、一見クドくなってしまいそうな部分があるが、それらをスッキリとした見え方にしているのがディテール。極力複雑に見えるディテールは排除し、強調したい線以外は極力なくすようにされている。例えば外壁-軒天の納まりだったり、サッシュ周りだったり、ところどころに見えているスリットの納まりだったり。
やっぱりディテールは、コンセプトやデザインを実現させるために非常に重要であることを改めて実感させられた。
2010/04/06
近況
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http://szkn-as.blogspot.com/
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えっと、特にネタはないけど、とりあえずこれまでの出来事を写真にて報告。
とりあえず、仕事ネタ。
実施だけ関わったクリニックが竣工。
別の物件。こちらは歯科医院。外観写真はまだ。
ついでに私がちょっとでも関わった物件を流して紹介。
RC2階+地下1階の住宅。こいつはほとんど関わっていないけど、現場を見学にいったので、一応。
で、こんなRC+木造のナチュラルテイストの住宅に関わったり、
こんなモダンな鉄骨住宅をやってみたり、
かと思えば、木造2階建ての住宅をやったりです。
住宅に限っていえば、一通りの構造は経験。
で、計画から現場まで始めて一環して担当した物件がこの間竣工。
時間がなくてうまくとれた写真がなく残念。また竣工写真を撮って紹介させていただきます。
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先月の話だが、お世話になった大学の先生が定年にて退官。その送る会に参加のため、一時秋田に帰省。
会まで時間があったので、久しぶりに地元を散策。
秋田を離れて5年。その間に秋田駅近くにできた施設。大きな吹き抜けを中心として、各フロアが重なっている空間は何か面白そうな雰囲気を醸し出していたが、実際はそんなでもない。ちょっと残念。
で、となりのNKH建物。特にコメントなし。
で先生と同期との記念写真。久しぶりの学生気分に心がスッキリ。
結局深夜までしゃべる。
前日の会にて、5年振りにあった後輩 柳くんと「青森県立美術館を見に行こう」という話になり、深夜まで飲んだくせに朝6:30に起床し、青森まで車を走らせる。
で、青森県立美術館。最初に外観を見たときは、さっぱり意味がわからなかったが、内部空間を見て納得。人間のスケールを外れた空間は、普通違和感を感じるため居心地の悪さを感じるものだが、平面と高さのバランスをうまくつなげていく事により、心地の良い違和感へとバランスよく構成させている。また単なるホワイトキューブにせず、土着的な要素を取り入れた仕上素材も、そのバランスをまとめている要素の一つ。コンセプト、構成、インテリアデザイン。すべてにおいて名建築。
時間があまったので、柳くんからの提案で、池原義郎の青森県立体育館を見学。
とにかく細かく、とにかくシャープで、とにかく複雑で、とにかくかっこいい。そのコンセプチュアルな部分はわからないが、建築を空間ではなく、彫刻としてとらえた場合、超一級。少なくとも今の私にはとても作れそうにない世界。いろいろ勉強させていただく。
そんな秋田帰省でした。
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さて次はいつの更新になるかわかりませんが、お楽しみに。
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えっと、特にネタはないけど、とりあえずこれまでの出来事を写真にて報告。
とりあえず、仕事ネタ。
実施だけ関わったクリニックが竣工。
別の物件。こちらは歯科医院。外観写真はまだ。
ついでに私がちょっとでも関わった物件を流して紹介。
RC2階+地下1階の住宅。こいつはほとんど関わっていないけど、現場を見学にいったので、一応。
で、こんなRC+木造のナチュラルテイストの住宅に関わったり、
こんなモダンな鉄骨住宅をやってみたり、
かと思えば、木造2階建ての住宅をやったりです。
住宅に限っていえば、一通りの構造は経験。
で、計画から現場まで始めて一環して担当した物件がこの間竣工。
時間がなくてうまくとれた写真がなく残念。また竣工写真を撮って紹介させていただきます。
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先月の話だが、お世話になった大学の先生が定年にて退官。その送る会に参加のため、一時秋田に帰省。
会まで時間があったので、久しぶりに地元を散策。
秋田を離れて5年。その間に秋田駅近くにできた施設。大きな吹き抜けを中心として、各フロアが重なっている空間は何か面白そうな雰囲気を醸し出していたが、実際はそんなでもない。ちょっと残念。
で、となりのNKH建物。特にコメントなし。
で先生と同期との記念写真。久しぶりの学生気分に心がスッキリ。
結局深夜までしゃべる。
前日の会にて、5年振りにあった後輩 柳くんと「青森県立美術館を見に行こう」という話になり、深夜まで飲んだくせに朝6:30に起床し、青森まで車を走らせる。
で、青森県立美術館。最初に外観を見たときは、さっぱり意味がわからなかったが、内部空間を見て納得。人間のスケールを外れた空間は、普通違和感を感じるため居心地の悪さを感じるものだが、平面と高さのバランスをうまくつなげていく事により、心地の良い違和感へとバランスよく構成させている。また単なるホワイトキューブにせず、土着的な要素を取り入れた仕上素材も、そのバランスをまとめている要素の一つ。コンセプト、構成、インテリアデザイン。すべてにおいて名建築。
時間があまったので、柳くんからの提案で、池原義郎の青森県立体育館を見学。
とにかく細かく、とにかくシャープで、とにかく複雑で、とにかくかっこいい。そのコンセプチュアルな部分はわからないが、建築を空間ではなく、彫刻としてとらえた場合、超一級。少なくとも今の私にはとても作れそうにない世界。いろいろ勉強させていただく。
そんな秋田帰省でした。
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さて次はいつの更新になるかわかりませんが、お楽しみに。
2010/04/04
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