新潟の案件について検査関係を終え、まだ飛行機まで時間があったので、ちょっと脚を延ばして建物見学へ.
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青木淳の遊水館を見に行こうかとレンタカーを走らせていたところ、変わった中学校を近くに発見.安藤忠雄設計の葛塚中学校.学校周りをうろうろしていたところ、職員を発見.頼み込んで見学させてもらいました.
まずは体育館.楕円錐をひっくり返したようなボリューム.中に入ると木の囲いの中にRCの躯体.姿・形は違えど、雪国の蔵を連想させました.
2FLレベルで外周沿いにスロープがあり、その中央に運動コート.屋根は木鋼の張弦梁構造による軽快な表現で、中央にスリット状のトップライト、壁面にハイサイドライトもあり、閉鎖的な外観からは想像できない軽快さ.その軽さの中に重厚なRCを入れ込むというなんともらしい表現.
教室棟は円弧上のプランニングがされており、1Fはピロティ、2Fからのアプローチとなっている.円弧の中心側が運動場、それにそって廊下、円弧の外側に教室という配置.
帰宅間際の職員の方にお願いをし、駆け足で見回ったため、あまり細かいところまでは見れなかったのが残念.けれども偶然に職員に出会え、忙しい中快く見学許可してくださったことは感謝の一言に尽きる.
今度はしっかりと事前許可をもらい、じっくりと見学してきます.
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