2006/07/19

帰宅日記

この時間に帰宅することに慣れている自分が怖い今日このごろ.けど世間の設計事務所、特にアトリエなんかはもっと大変なんだろうなぁ.
…けど帰りが遅くなろうと、徹夜しようと、二徹しようと、朝8時30分に出社しなきゃいけないなんていう事務所はそんなにないと思う.

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今日の晩飯兼朝飯



サントイッチと変な飲み物.ボトルの面白さに引かれて思わず買っちゃいました.けどおいしくない.なんか辛いし.

2006/07/17

寝んベェ

昼起きる.事務所に行く.けど鍵が開かず.私も鍵を持っていない.
家に帰る.寝る.起きる.食べる.そして寝る.

こんな休みもいいものだ.

久しぶり更新、久しぶりの旅.

最近理由はよくわからないが忙しく、まったく休みがない状態.
やっと休み.しかも連休.本来は3連休だけど、最終日は出社のため2連休.それでも今の私にはありがたい時間です.
そんな訳で、近場の長野に足を運ぶ.---
初日、早速寝坊.朝一で出発が、昼過ぎに.まあ一人旅だし.

旅の第一目的である『瞑想の森』へ.



建築造形的な操作としては突拍子のない、ある意味乱暴.けど実際に見ると、意外とこじんまりとしている建物のスケールとのバランスが絶妙であり、乱暴さを覚えない.むしろ優しさを感じた.松本市民芸術館を見たときも同じような心証だった気がする.
それにしても「生命」をかんじさせる火葬場.内部も見たかったのだが、寝坊が原因で、来訪時はすでに閉館時間.だから3枚目は消灯しています.

その後、とりあえず塩尻まで車を走らせる.一般道のみで約5時間.一日目終了.

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2日目.『安曇野ちひろ美術館』へ.


岩崎ちひろの絵はそのほとんどが鉛筆と水彩によって描かれている.かすれた鉛筆で描かれる輪郭線と、ぼかし(?)水彩での着色、そして子供を対象としている作品.自分の記憶にある、子供自分の映像っていうのはこんな感じなんだろうな.だからどこか親しみやすくはかない印象.
誰もが作品をみることによって子供記憶を呼び起こされるとすれば、この建物はなんだか木造の小学校のような感覚だと思う.
それにしても構造がそつなく、きれいに表現されている.さすが.


その後近くにある『碌山美術館』へ.


以前藤森先生の「美術館三昧」みたいな本を立ち読みした時に気になっていた作品.
実際はレンガ積み(とレンガタイル)の建物が4棟くらい敷地内にたちならんでいて、それぞれ展示テーマが与えられているのだが、メインの碌山作品が展示されているのは写真の一棟のみ.狭いです.展示スペースはせいぜい20坪ぐらい.正直、彫刻はさっぱりわからないので、そのスペースがいいのか悪いのかも理解できません.
けど美術館正面のエントランス(2枚目)正面に彫り込まれている文字.他愛のないことだけど、重みがあり、どこか楽しさを覚える瞬間.嬉しさでニヤけてしまった.



で、おなじ敷地内にあるミュージアムショップ.なんだかある方を思い出すんだけど、気のせいかな.


安曇野から長野・松代への移動中、たまたま発見する.


たぶん、長野オリンピックの選手村だったところだと思うのですが、詳しくは調べてみないと….
時間がなかったので外観だけ.複数ブロック・複数棟あるのだが、どれも特徴的.けどこれだけ住戸数があるのに人があまり見えなかった.天気のせいだろうか.


松代の『池田満寿夫美術館』.


細かくみると予算がすくなかったのであろうと思わせるところが見受けられたが、全体的にはきれいに収まっている.コスト配分がうまいんだろうなぁ.
それにしても、池田氏が亡くなってからもうすぐ10年が経とうとしていることを知る.そんなに昔だっけ?…自分が年をとっただけか.


最後に雑.


一枚目-長野・松代の駅.
二枚目-長野オリンピック記念スタジアム.
三枚目-帰りに立ち寄ったラーメン屋.うまかったので.

二日で700kmを走破.…これって秋田に帰れたんじゃないか?

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15日夜(16日朝)、篠原一男氏の訃報を知る.今まで見た建物の中でも、熊本北警察署なんで特に過激でした.